暑中見舞いの書き方(1)
猛暑時に、相手の健康を気遣い、自分の近況報告もできる暑中見舞い。
暑中見舞いは、自分の高感度をアップさせる良い機会です。
特に形式にこだわる必要はなく、思いやりの心が伝われば良いものですが、仕事上でお付き合いのある人に送る場合などは、やはりきちんとした形式にこだわりたいですよね。
まずは、季節の挨拶を記します。
・「暑中お見舞い申し上げます」
・「暑中お伺い申し上げます」
・「暑さのお見舞い申し上げます」
・「酷暑の候、ご機嫌お伺い申し上げます」
などが一般的な文面です。
親しい友人などには、くだけた文面でも良いでしょう。
・「ご無沙汰しています」
・「おかわりありませんか?」
・「いかがお過ごしでしょうか
・「ご機嫌いかがですか?」
などがありますね。
季節の挨拶を記したら、相手の健康を気遣う文面を記します。
具体的な例を挙げてみますね。
・「 厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでございましょうか。」
・「連日猛暑が続いておりますが、ご家族の皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。」
・「連日の猛暑にもめげず、お変わりなくお過ごしのことと存じます。」
・「炎暑ことのほかきびしい中、皆様お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか。」
・「暑さ厳しき折柄、皆様にはお変わりございませんでしょうか。」
恩師に送る場合は、先生の名前を入れても良いでしょう。
・「今年はことのほか厳しい暑さが続いておりますが、○○(先生氏名)先生にはお元気でお過ごしのことと存じます。」
その他、病気をしていた人には「お体の具合はどうでしょうか」、会社が変わったり、転勤したりした人には「お仕事の具合はいかがでしょうか」、など、相手の状況に合わせて文面を考えてみましょう。